2017-08-17

Back in JAPAN from Missouri MR340 "51 facts about MR340"

photo by Cindy Hiles

無事昨夜帰国しました。サポートしていただいた方、応援してくれた方々本当にありがとうございました!第一弾オフィシャルレポートはこちらにアップしました!

これからしばらくはこのブログでミズーリの詳細レポートやこぼれ話を紹介して行きたいと思います。


まず最初はこれ!!




実際に参加してわかった日本でまだ誰も知らない

「MR340のちょっとびっくりな51の事実」



、2017年は447艇1000人以上のパドラーが参加

、2017年で12回目を迎える

、主催者のスコットがMR340のアイデアを思いついたのは20年前

、12回連続で皆勤賞のパドラーは見た目普通のおばちゃんだった

、第一回目の参加者は15人、12年間で60倍以上に。

、統計では参加人数にかかわらず毎年1/3がDNF。第一回目からその割合は変わらず

、初参加の人は完漕率が高い

、2回目の参加者の完漕率が一番低い、女性の完漕率はすごく高い

、毎年辛い要因が変わる、灼熱、向かい風、虫、嵐、寒さ、低水量、、、

10、2015年が一番好条件、ハイウォーター/好天候/微風。コース記録のほとんどはこの年。

11、幻覚を見るパドラーが多い。去年の毎日40度越えの時はすごかったらしい

12、550kmの間、漕いでも漕いでも景色が変わらない。

13、足切りタイムはカヤッカー基準なのでSUPにとってはちょっと厳しい

14、二人以上で参加するとすごく楽で楽しそう。

15、ソロ出場は尊敬される。

16、その中でもSUPは遅い乗り物なので「お前ヤバイね!」的扱い

17、SUPシーンがセントルイスで始まったのは実はこの2~3年

18、ミズーリのパドラーは平気で100~200マイルくらいは週末に漕ぐらしい

19、ミズーリ州内を流れるミズーリ川は完全に瀬がないフラットな川

20、ミズーリのパドラーは異様に瀬や波を嫌がる

21、バージ(タンカーのような作業船)の航路のために作られた人工物やブイが結構アブナイ

22、今年はカヤック1艇が突如浮かんで来たブイに真っ二つに撃沈された

23、数年前にバージにひかれたパドラーがいる

24、そのバージの船長は今ではMR340のセイフティーボートのキャプテン

25、典型的なサウスウェスト気質なミズーリのパドラーたちはびっくりするほど優しい

26、チェックポイントでは24時間体制でスタッフがパドラーを迎えてくれる

27、地元の人々はミズーリ川をとても危険で汚い川だと信じて疑わない。

28、その証拠に4日間550kmでMR340以外のパドラーには会わなかった

29、追い越したり追い越されたりするときに必ず会話が生まれる

30、僕が日本人初出場。選手リストが公表されてたのでスタート時点で既に有名人。

31、参加者は圧倒的に地元の人が多い、7割がミズーリ近辺から

32、世界一長いノンストップリバーレースの割にあまり知られてない

33、今年のトップはなんと36時間(2人のりカヤック)

34、ゴールタイムよりどれだけMR340を楽しむ工夫をしてるかを皆大切にしてる風潮がある

35、SUPerの脱落はほぼ第一(80km10時間)、第二のチェックポイントの足切り時間

36、チェックポイントでボートが並んでいる場所はアンモニア臭が相当ヒドイ

37、パドラーは皆そんなことは気にならない精神状態になってる

38、グランドクルー、バーチャルグランドクルー、アンサポーテッドの3カテゴリーがある

39、長さ10’  幅31”のインフレータブルSUPで参加したツワモノがいた

40、この大会に出るとツアリングカヌーが欲しくなる

41、リピート率がすごい。ボロボロになった人たちがゴール地点で来年も出る前提で話してる

42、どれだけ自分がボロボロになったかを嬉しそうに語り合う人で溢れるゴール地点

43、レースというよりジャーニー。もっと的確に言うなら壮絶な4日間の我慢大会

44、完走するのはパドル力とか体力とかテクニックとかもう関係なく精神力のみ。

45、ものすごい暑さと豪雨の寒さが1日の中で何回も交互にやってくる。

46、今年は4日間ひたすら向かい風だった。

47、ほとんどが痛みとの戦い。身体中の筋肉がつる。

48、世界中のロングディスタンスに出てる人が多くそいつらの話はぶっ飛んでいて面白い

49、ミズーリ州の飲料水の半分を賄っている川という事実はあまり知られてない

50、Protect River resources through participation 文字通りそのままな大会

51、レース後は特大の連帯感が生まれ、参加者はみんなおっきなファミリー