2015-07-08

PNG Real Adventure Trip Journal 6/29 DAY2 Tupira village





Tupira Surf Lodge
今は乾季。波がないせいでこのように水も濁っていなく透き通る。
日中熱いが夕方から涼しくなり夜は湿度もなく過ごしやすい。
この写真は去年のRATに参加した松江がラジコンヘリで上空から撮ったもの。
ぽつんって浮いてるのが史朗。





DAY2: 6月29日テュピラ村

今回で第4回目となるReal Adventure Trip in Papua New Guinea(以下RAT)。同じエリアでも参加している面子によってアクティビティーやルートを変えているので毎回唯一無二の旅を参加者と一緒に作っていきます。さあ、はじまり!




72歳の爺さん、26歳の看護師、40代のオヤジ2人。
なんとも奇妙な組み合わせが今回の旅のパーティー。結果から言うと最高の面子だった。

2ヶ月前、10人以上の参加者を予定していて「これ以上増えたらまずいな」と心配していたのがうそのよう。キャンセルが続出して蓋をあけたら結局4人のみ。

4回目となる今回のRATは過去最小人数で開催された。
人数が少ない分、参加者全員のチャレンジしたいことをすべて旅程に組み込ませることができるので、濃い旅が今回はさらに濃くなりそう。
今回は人数が少ない分一人一人の満足度を200%にしようと思いながらテュピラ一日目を迎える。


サトちゃんとウエちゃんはSUPが初体験、そして海や川のアクティビティーも経験が浅く不慣れなので最初の日はゆっくり時間をかけてこの旅の僕たちの「足」となるSUPになれてもらうことにした。
テュピラの正面の湾の中は波がなくSUPを練習するには最適なポイント。二人ともしばらくすると問題なく乗れるようになりました。

午後サラール村まで早速パドルで行き上陸、そこからメイウォク村まで歩いて行き村を案内しました。たまにやるのですが、わざと村に行くと言わずに出発しメンバーにカメラを持たせない。一日くらいはカメラを持たないでしっかりと目でみて体験するのも大切ですから。なのでこの日の写真はなし!






ここでメンバー紹介


「ツボ爺」
PNGリピーターとなったツボ爺は今回で4〜5回目。村人達に人気者の彼は、テュピラで村人たちに絡んでるのがなによりも幸せな人なので昼間のアクティビティーには参加せずひたすらテュピラサーフロッジ近辺で過ごす。先日のBS11のパプアニューギニア特集で有名になったあのスーパー元気爺さんです。

「日本は人が多すぎてせわしないから、テュピラのようななんにもないところでのんびり一人で過ごすのが最高なんだよ」と遠くを見ながらよく若い衆に語ってますが、大ウソです(笑。
この爺さん、一分たりとものんびりと一人で過ごせないほど寂しがり屋さん/落ち着きがない&誰かにかまってほしい病が炸裂してるので常にうろうろしては誰かを捕まえて話しています。





「ウエちゃん」(二人ともいい顔してるね!)
上山公一氏 バンダイビジュアル株式会社 執行役員/部長/プロデューサー

去年の年末に出会い、パプアニューギニアの話をしたら速攻「俺も行く!」って申し込んでくれました。今までの経験上PNGに来る人は即決しますね。「すごい面白そう!考えてみるね」って言う人はまず来ません。
そして電話もメールも繋がらない8日間の休暇をきちんととれる人なので大抵みな仕事がバリバリ出来る人。よくいる「俺がいないと会社がまわらないんだ!」っていう人は来ません。ほんとに仕事ができる人はウエちゃんのようにさくっと来てしまいます。

仕事で世界中飛び回ってる彼ですがパプアニューギニアは今回初めて。見るものすべてに目を輝かせて、すぐに環境に順応してました。





「サトちゃん」(一番左)
26歳の看護師、Tripeaceの記事を見てRATを発見、参加してくれました。
なんと海外旅行が2回目。去年海外旅行が初めてっていう参加者(コウジ)もいましたが海外旅行の経験がすくなくてもこのRATは全然平気です。なぜなら旅行経験が豊富でも大抵のみんなは「PNG」の「ジャングル」で「旅」はほぼ経験ないですから:)。
今回サトちゃんがいいカメラを持ってきてくれてもの凄い沢山の写真&動画を撮ってくれたので任せっきりにして僕はほぼ撮ってません。(8日間で50枚のみ、、)ほんと助かりました、ありがとう!しかもいい写真ばかり。今後もウェブやパンフレットなどでいろいろと使わせてもらいます。

あっこの写真の一番奥はジェシー、ちょっと大人になりました。





気持ち良さそうにハンモックで昼寝するウエちゃん。
今回の参加者達は普段あまり運動する習慣がないので、川下りやクルージングなどアクティビティーをガッツリやったあとは必ず半日〜1日の休憩をとり体力が回復するようにしてました。こうやって波の音を聞きながらそよ風にふかれて誰もいないところで昼寝もRATの醍醐味の一つ。贅沢な時間です。




ブラザージェシー

「何年生になった?」「将来何になりたい?」何を聞いても目を輝かせて「YES!!」と元気に答えていたJessieも13歳になりあどけない少年から青年になっていた。

英語も大分しゃべれるようになり、夕方ベンチに座って海を見ながら久々にゆっくり話あった。なんでもジェシーは将来、日本に行ってみたいそうだ。そんな彼に僕はこう伝えました。
"COME! That will be a great experience!
When you come to Japan, You'll see many many things that you don't have here in PNG.

But it won't take a long time for you to realize that you have also a lot of things that we don't have. Those are the things that attract us and reason why we keep coming back to Tupira.

It would be important for you to find out what those things are.
Sometimes people don't realize wonderful things right in front of you until you see it from a distance.
I myself  find out a lot of good things about my country when I am in other country.

So Jessie ,when you find out your own good things, you tell your friend and family about it to protect and keep them in good shape. Do not lose them like we did.

ちょっと難しいけどわかるかな?って聞いたら久々に笑顔で「YES!!」と答えるジェシーでした。