2015-03-31

"PORTO BIRD" sketch for the restaurant BELLA PORTO




"PORTO BIRD"  a sketch for a mural painting  of BELLA PORTO



明けましておめでとうございますって言ってたのがついこの間のような遠い昔のような、、、気がついたらもう今日で3月終わり。本当に時間がたつのは早いですね、今年にはいってもう3ヶ月。

正直2月の記憶がまるまるない、、何をやっていたんだろう?1月と3月はいろいろと覚えているんですが。

3月は皆様のおかげで通常の仕事量の2倍あった上に、月の半分くらい日本にいなかったので単純計算で一日の仕事量が4倍!どうなることやらって思ってましたが、やればなんとかなるものですね、まだ全然終わってませんが。

現在デザインしている2店舗、大阪のBELLA PORTOと虎ノ門にできるCafe Papier、両方ともオープンが4月下旬に重なってしまいました。オープニング日程はまたお知らせしますので是非遊びにきてください。



で、この鳥はハワイ語でIWAという鳥をモデルにしたPORTOバード。
IWAは航海の鳥といわれ、太平洋の海原を航海するポリネシアンはこの鳥の習性を知ることにより、ナビゲートする際に役立てたそう、とデュークさんに前教えてもらいました。

先週バニモ滞在中にIWAがたくさん飛んでいたので、実物を見て、海風を感じながらPNGの最高の環境で波乗りの合間に壁画のアイデアをスケッチしたもの。

BELLA PORTOがIWAのようにReal Food(安全な食材で作られた美味しいもの)を求める人の道しるべになるようにと想いを込めて、来週これを店舗の壁面にがつんと描いて来ます。


detail sketchs for a mural painting


PNG earthquake

Kids in Alotau





きのうPNGのラバウルの方面で大きな地震があって心配していましたが、先ほどPNGサーフィン協会のアンディーからメールがあって大きな被害もなく"All good bro!"だそうです。

よかった!海外のサイトを見てもやっぱり「オーストラリアやハワイには津波の影響がない」等の報道がおおく肝心のPNGの被害状況がすくなかったらしく、一緒にPNGに行った人たちからも大丈夫?と連絡を沢山もらってたのでアンディーのメールでとりあえずホッとしました。

2015-03-25

SUP Surf Trip in Vanimo, Papua New Guinea ----trip report4 "Loloata"---



Big pigeon in Loloata island



ロロアタの名物、巨大バト。
てっきり飛ばないものと思ってたら
今回初めて飛んでるところを見てびっくり。飛ぶんだ!





「ロロアタ」

波乗り三昧な1週間を終えて、首都ポートモレスビーから船で10分のところにあるロロアタ島に移動。最後の一泊はここですごします。
これまでのシンプルライフから一転して、電気、お湯シャワー、エアコン、wifi完備のリゾートです。






朝穏やかな海を近くの島へパドルしたり、(柴&松カップル)



タクジさんはSUPに挑戦して結構ハマって、


長谷川さんはシュノーケリングしたりと、それぞれまったり過ごし、






こんな夕日を眺めながら一日を終えます。

みんなで冷えたワインを飲んで、この1週間のことを語り合いながら夜ご飯、最高!



終了!
みなさんと一緒に旅できて楽しかったです、ありがとう!
そして、無事にだれも怪我することなく終わって良かったです。
(2名ほど溺れかけてましたが:)
また来年行きましょう!



おまけ
柴ちんが持って来てくれたトランプが大活躍。
雨ふった時やフライトの待ち時間など、
ちょっとでも時間があったらひたすらみんなで大富豪してました。
必需品ですね。



2015-03-24

SUP Surf Trip in Vanimo, Papua New Guinea ----trip report3 "Lido Right"---




Vanimo Surf Lodge

Bungalow-style beachfront accomodation with world class surfing in uncrowded waves is available in PNG.Surfer numbers are limited, with just a handful allowed in the surf at a time.



海からみたサーフロッジ。
歩いて20歩で海、そんなところに寝泊まり。
毎晩、波の音といろんな動物の鳴き声を聞きながら眠りにつくので、いつも帰国後最初の夜はあまりにも無音すぎて違和感があります。







今回はリドライトの紹介







写真の右奥がリドライト。2〜300mくらいパドルアウトしたところにメインブレイクがあります。そして宿の目の前(写真の左)が初心者が練習するのにぴったりな膝〜腰の波。


Lido right point   photo by  Karl Johnstone



旅の後半は風が弱くなったのでひたすらこのリドライトで乗ってました。こんなファンウェーブが200mくらい続くので毎回ロングライド!

 

今回メインに紹介したいカズマ君。
21歳の大学生でサーフィン歴は3ヶ月。
なんとサーフィンを始めてから3ヶ月間、週一で海に通っているのに一回も立てたことがなく今回のPNGで「何がなんでも立つ!」と気合いがはいった今時の大学生君。
誰もいない海で最高の波だから初日で立てるだろうと思っていたら、、




結構苦戦。朝もみんなより早く海にはいって練習し、陸でもフォームの確認などすっごい真剣にしてたのですが、立っても波に置いていかれたり、立った瞬間転んだり、あと一歩!な感じが3日間続く、、



 

「今日も立てなかった、、」
海から上がる悲壮感ただようカズマ君。
カールがいいショットを望遠で遠くから押さえてます。


そして4日目。
メンバー全員の暖かい応援を一身に受けて、カズマ君人生初のテイクオフ!!!
ホイットニーヒューストンが流れました。
ドンっ エンダ〜〜〜〜〜〜イア〜〜〜〜

初ライドがPNGなんてカッコいいですね。このあとも何本か乗れていたようで旅の目的達成!おめでとう!




透明人間のテイクオフ。これはヒロさんかな?

超上手い人が強烈な波を求めて海外へ行くというパターンが結構あるので、よく「海外でサーフィン」って言うと、きっとうまい人なんだろうって思われがちですが僕の場合は逆です。下手だから人のいないところにサーフトリップに行きます。

上手い人は混んでる日本の海でもいい波に乗れますが、上手くない僕はなかなか波をとれません。なので空いてるところへ!と、いろんな海外へと行くようになってもう15年以上いろんなところへサーフトリップに行ってます。そんな中で出会った究極のディスティネーションがPNG。
きれいな大自然の中、波が豊富で混雑と無縁。間違いなくサーファーズパラダイスです。

そしてここバニモは初心者からエキスパートまでが楽しめるバラエティーに富んだ波があるワーンダーランド。


真ん中がローカルのジェフリー、
右がカールさん、一眼レフで滞在中いろいろと写真を撮って提供してくれました!
thanks!


モーニングサーフィン

サンセットサーフィン

どの写真も顔がにやけてます、、
最後の二日間は無風で面ツル、サイズ頭〜頭半のパラダイスでした!



2015-03-23

SUP Surf Trip in Vanimo, Papua New Guinea ----trip report2 "Lido Left"---



Getting out    Lido Left point






帰りの飛行機でまとめた旅行記を何回かに分けて紹介してます。
今日は「リドレフトポイント」。
今回の写真はGopro以外は全てby Hiroyuki Hasegawa


前半2〜3日は常に北西の風が吹きまくりで、リドライトがジャンクコンディションでしたので、若干風をかわす半島の反対側のリドレフトで乗っていました。リドライトに比べて大抵1〜2フィートレフトのほうがサイズが大きいらしいです。


リド村の中の小道を通って10分くらい歩いて逆サイドのレフトポイントへ。
赤いボードが小西タクジさん、今回のトリップで一番沢山の波に乗ってました。



カレントが強いのでゲッティングアウトも楽!

僕の身長がちょうど180cm(6フィート)なので大体この波が12フィートくらいかな。コンスタントに頭半〜ダブルオーバーの波がやってくる。
唯一の難点が風。
この写真の日は若干オフショア気味のサイドの風が8m/sくらい常に吹いていたので、パドルを止めると一気に流されます。

リーフブレイクですが、水深が深く(比較的)安全で、サイズがあっても掘れないメローなブレイクですので、SUPや初〜中級者でも簡単に乗れます。
絵に描いたようなファンウェーブ。




インサイドで練習する柴嵜氏、今回のトリップでばっちり波乗りが出来るようになりました!このポイントは今回3カ所で割れてましたが、一番奥はゆったりしたブレイクで、ミドルセクションは掘れ気味、インサイドはイージーなかんじ、いろんなレベルの人が楽しめます。タクジさんはひたすら掘れ気味のセクションにチャージしてました。


コンスタントにウネリが入ってくるこのエリア、メインのリドライトが風でぐちゃぐちゃな時はレフトで遊べるのがバニモのいいところ、必ずどこかで乗れるそうです。
PNGサーフシーンの開拓者の一人、川崎さんの名言「リドは裏切らない」を実感しました。

松江の渾身のテイクオフ、頭半の波のドピークから。ナイス!
一日中オーバーヘッドの波をゲットしようと苦戦して、やっと掴んだ快心の一本!
この一本でなにか掴んだようでご満悦でした。
せっかくのいいショットが手前のカズマ君が邪魔しちゃってますね。



サイズがあってショルダーの張った波なのでテイクオフのときはまるでスノーボード。


CABBOのベストはこんな強風のコンディションにはぴったり。
旅の前半は毎日結構つよい風が吹いていたのでこのレフトポイントで乗ってました。





今回のSUP組のボード。松江のiconはなんと幅33!デカイです。
一番右はカズマ君の7’のファンボード、貸してもらいましたがマジックボードです!
旅の前半で柴嵜氏と松江氏(右の二人)の間に何かが芽生えたようで、後半はこんな風になってました:)






2015-03-22

SUP Surf Trip in Vanimo, Papua New Guinea ----trip report1---


Vanimo Surf Lodge



「About Vanimo Surf Lodge」

14〜21日までの8日間のSUP Surf Trip、昨夜無事帰国しました。
いつもはDay1から時系列に伝えてる旅のレポート。
今回は宿泊やポイントごとにまとめてお伝えします。


今回泊ったバニモサーフロッジ(VSL)。
インドネシアとの国境の近くにあり、PNGのサーフシーンの発祥の地なのでサーフィン文化も長く、オーストラリアからもサーファーが沢山訪れているので宿泊設備も完全にそろっていて快適。空港から車で10分ということもありサーフトリップのディスティネーションとしては最高!
テュピラのようにアドベンチャー感はないけど快適にサーフィンを楽しみたい方はバニモのほうがいいかもしれませんね。(もちろんテュピラも快適ですが)




ここがバニモ。
首都のポートモレスビーから約2時間のフライト。
いつも行っているテュピラ村は、Madangというところです。
ちなみにみんなびっくりしますが、成田からエアニューギニで直行便あります。
6時間半、バリやハワイより近いです。





いくら設備が整っていいて快適とはいえ、やはりPNG、予期せぬことは多々あります。
バニモ空港から車でサーフロッジに向かう途中の橋が大雨で流されていて丸太になってました。

ここで荷物をトラックから向こう岸のトラックまで担いで乗せ変え。このくらいはまったくもって全然いい方で、何が起こるかわからないのもPNGの旅の楽しみ。なにがあっても臨機応変に楽しむ心が大切、予期せぬハプニングが苦手な人はPNGではなく、ハワイやバリをおすすめします。: )






VSLの近くのサーフエリアマップ。

ロッジの目の前は穏やかな初心者向けの波。
200mくらいおきにはロングライド可能なスーパーライトの「リドライト」ポイント。
そして、リド村の中を10分くらい歩いて半島の東側に行くとリドライトより1〜2サイズ大きめのブレイクが楽しめる「リドレフト」。一番西にあるエキスパート向けのヤコポイント。初心者からエキスパートまで楽しめるポイントが点在しています。

そしてこのエリアでサーフィンしているビジターはロッジに泊っている人(マックス12人)のみ!最高の波を混雑とは無縁の環境で楽しんでほしいというPNGサーフィン協会の方針の御陰です。エリアで宿泊できる人数を制限することによりサーファーにとっても地元の人にとっても負担がすくない本当に「持続可能な」観光業ですね。
最高な波を天然ガスや鉱物とおなじ自国の大切な資源と捉えて、サーフィンを観光業としてきちんと丁寧に開発している世界でも珍しいケースだと思います。
その恩恵を1週間ばっちり受けてきました!






4人泊れるハット(ロッジの事)が3つあり、その隣にはこの食堂があります。
ここで朝昼晩を食べる。波に乗って、食べて、寝て、、その繰り返しの至福な毎日です。

今回のメンバーは左奥から
Real Adventure Trip第一回目からオールリピートしてくれている今回3回目の柴ちん。
サーフィンはほぼ初心者。

左手前と右手前が去年のRATから2回目の参加となる長谷川さんと松江。
二人ともサーフィン歴は1〜2年でSUPは去年始めたばかり。

右奥が見えないけどSurf Trip JounalのPNGの記事を見て申し込んでくれた今回最年長者で45歳の小西タクジさん。
タクジさんはサーフィン歴20年以上のバリバリのショートボーダー。

そしてその前がこれまた見えないけど21歳の大学生のカズマ君。
3ヶ月前にサーフィンを初めてまだ一回も立った事がないという驚きの若者。
今回のトリップ中に「絶対に立つ!」と気合い十分。

という20代から40代まで入り交じった面白い面子。
PNGの旅の醍醐味のひとつは、このメンバー同士の交流、1週間すっごい濃い時間を共有できること。




ロッジの目の前がポイント。
滞在中はずっと波の音が聞こえます。
波の音を聞きながら毎晩寝るのもPNGならでは。

写真の左の小さいなみは、初心者のカズマ君にぴったりでひたすら練習してました。
右奥のブレイクがリドライト。ほんとに200m乗れます。





波チェックするVSLのマスコット犬のリド君。噛み癖がありすぐ甘噛みしてきます。リーシュを噛むのが大好きなので要注意。




ビーチに沿ってこんな小道を散歩するのも気持ちがいいです。

ここは風通しがよくそのせいかどうかわかりませんが、蚊がまったくいませんでした。
普段虫に刺されまくる僕ですら、バニモでは一回も刺されなかった!
虫がいないので虫除けスプレーもタウンに買いにいかなかったほどです。






なんと!ジャモさんが偶然同じ週に遊びにきてました。彼はテュピラのサーフロッジの元マネージャーで2〜3年前にお世話になりました。似てる人がいるなーと思ったら本人でした。この2人のオージーと僕たち6人、合計8人で1週間このエリアを貸し切りました。




サーフロッジの中の様子。快適ですね。




PNGの子供達特有の太陽笑顔、この子たちと接していると心が温かくなります。
ロッジ前のビーチが通学路になっているらしく沢山の子供達が朝と夕方に歩いてます。




 C4 waterman Turbo Spud 8'4     and paddle

今回持っていったC4の8'4とパドル。C4のボードは大自然の中にマッチしますね。
この板で頭から〜ダブル以上のサイズの波まで楽しみました。
岩でクラッシュしてボードの裏に大きな穴があいたのと、買ったばかりのフィンが壊れ、ダブルの波に飲まれたときにGoproを流されたのが今回のロス、、、。ちょっと痛いロスですが体が無事で最高に楽しいトリップだったので全然大丈夫。

























2015-03-14

To PNG !!! Vanimo




Tabrute point


こんな波や



Tupira point


こんな波に今回はSUPで乗って来ます!

持っていくボードはC4 waterman のTurbo Spud 8'4。フィンは近江さんがデザインしたSUP用のクアッドフィン。
(悩んだ末、ショートのアルメリックは持っていかないことにしました)


今回の行き先はいつも行っているテュピラよりもっと西側(奥)のバニモという場所です。バニモでのSUPアドベンチャーツアーの可能性もいろいろとリサーチしてこようと思っています。







予報だと、火曜日がThe Dayになりそうですね。





今夜の便で出発!
先週はNYのコンクリートジャングルで今週はPNGのリアルジャングル!


















2015-03-13

Font design "BELLA PORTO FONT"




Font design for BELLA PORTO




sketch for the font


フォント作り

ロゴの字体をデザインするついでにアルファベットすべて作ってしまいました。
BELLA PORTOオリジナルフォント。一見どこにでもありそうなフォントに見えて誰も気がつかないような細部にこだわってます。ものすごい時間がかかるわりには効果が地味でわかりにくい、だけど作っていて楽しい、そんなフォント作りです。


最近は便利なもので、フォントをつくるソフトも高性能になりました。
手描きで書いたものをスキャンして、イラストレーターでトレースし、そのベクターデータをフォント制作ソフトにコピーペーストしたらフォントができます。

完成後、自分で作ったフォントをPCにいれてタイピングするのはものすごい楽しかったりします。いつもフォントを作ったあとはしばらくそれで遊んでます。暗い人ですね:)










昨晩はTY.Harborのレセプションにちょこっと行って来ました。
今日からリニューアルオープンしてるはずです。内装ががらっと変わってさらにいい空間になってました。水上バーのほうでもディナーできるようになるらしいです。


なんと2階ができていた!
メニューも美味しそうなものばかりになりそうで、特にフライドチキンは絶品。




TY系列の店はどの店も美味しく、内装がものすごく素敵ですが、それ以上にスタッフのホスピタリティーが素晴らしい。いつ行っても必ず心地よい時間をすごせて感謝です。
結局、店のいい空間や空気感をつくるのは内装以上にそこで働いている人なんだなと実感します。写真はスタッフのえっちゃん、彼女の接客は素晴らしくファンも沢山います、僕もその一人。