2014-02-07

Photograph "Mongolia"



Mongolia        photograph 2009

Mongolia        photograph 2009


最近寒いので前回に引き続き寒い場所の写真。ウランバートルから車で何時間も行ったところ。場所も明記したいんだけどこの旅の間中時天空のお父様にウォッカを昼間からひたすら飲まされていたので一日中酔っぱらっていて時系列的な記憶も固有名詞もさっぱり頭に残っていない。帰国してから撮った写真を見てこんな所に行ったんだ、と。

北海道で育ったので雪景色は自分にとって原風景。見ると落ち着く。
よく「しんしん」と雪の降る中、、、とかいう表現があるけど北海道で雪がふるのをみるとほんとに「しんしん」って聞こえてきます。カタカナで「シンシン」じゃなくてひらがなで「しんしん」。雪が降るのを見て聞いて「しんしん」という表現をした昔の日本人の感性ってすごい。日本語ってほんとにそういうどうでもいいことを的を得た描写で表す表現力と感性が豊かにあっていいなと思う。特に四季の移り変わりや自然の微妙なニュアンスを表現する言葉は豊富。雨の振り方を表現することばだけでも何十通りもあるし。本来日本人は自然に密接し季節の繊細な移り変わりを感じてそこに「趣き」を表現できる民族なのでしょう。