2012-10-30

Boxing glove

vintage finished boxing globe


ここ何年かずっと使ってるWINDYの14ozグローブ。
いろいろと試したけどこのWINDYのシリーズが一番しっくりきます。グローブの形もしっかりしてるのでインパクトの瞬間も自然に握り込めて手首の怪我をしずらい。とくにマジックテープでバリバリって締められるこのタイプは安定感もあっていいです。なのでサンドバック用の8ozもこのスパー用の14ozもレガースもすべてWINDYのを使ってます。
さらに気にいってるのが、革の色。赤とか黒に染めていなく自然なかんじがナチュラルでいいです。

そんなお気に入りがいろいろと破れて中の詰め物が飛出してきたり穴があいてたりしたので、新しいのを買おうかなといろいろとネットで探してるうちに、欲がでて「どうせ買うならもう本革の多少高くても長く使えるような一生もの」を買おう!となり、さらに「フィラデルフィアの外れにある工場で頑固親父が、いまだに昔ながらの手縫いで古きよきアメリカの物作り」をしているような老舗のグローブ屋を探してたのですが、ネットでは見つからず。(誰か知ってたら教えてください)そんな頑固親父はやっぱりネット販売とかはしないのか、、、そもそもそんな人がいるのか?

結局、本革の靴や鞄のように「買うときはちょっと高いけど、使えば使うほど馴染んで味になり一生使えるからかえって安い」的グローブは見つかりませんでした。どこも似たようなスポーツ用品にありがちなカラフルなものや変にデザインしちゃって派手なものばかりでこれだ!っていうものがない。

なので、修理して使う事に。破れた箇所の詰め物をだしてフォームをおなじような大きさにきって入れて、革用の針と糸で縫う。キレイに治ったのですが、そうすると治したところが異様に新しくなってしまって他とバランス悪くなったので全体的にクリーニング。
長年使用してできたシワや傷をクリーナーとかでキレイにしてみてるうちに、ふと、この傷を目立たなくさせるより逆に目立たせてビンテージっぽい仕上げにしよう!と思いついて染め材で丁寧に傷とシワが目立つように着色してみました。いいかんじにエイジングしたところで仕上げのコーティング材を塗って完成。ついでに手の甲にあったロゴもヤスリではがしちゃってさらにビンテージ感を増してみました。

そして早速このグローブでいつものメンバー+スペシャルゲストの加藤君たちと毎月恒例のミニスパーリング大会してきました。仲のいい4人で楽しくトレーニング。一人1分間3人連続相手で3分1ラウンドを1時間半ひたすら繰り返す。前よくマガで一緒だった加藤君とはひさびさに一緒にトレーニングしました。そして終ったあとはかいだ君の関連会社が経営する目黒に去年オープンした野菜たっぷり韓国料理屋pongaへ。美味しかった!