2012-02-25

on the road ---- Nose,Osaka



Tom Freund at Kobe radio station, on air 


Tom at Kobe radio station 

きのうから、トム・フロインドの国内ツアーに合流。金曜から月曜まで映像撮影で関西方面を一緒に回ります。トムとは09のフジロック以来2年半ぶりの再会、ちなみにトムのCDのジャケットデザインも以前ここで紹介しました。

日本ツアーといっても、大箱や普通のライブベニューを回るツアーではなく、地方のディープな場所にあるディープな小箱ばかりを回る、小規模でも深くて濃いツアー。ロードトリップに近い感じ。セッティングもバンド形式ではなく、ソロのアコースティック。

今回このツアーを企画した、鎌倉のカフェgoateeのケイジさん曰く、町の中にある箱とかで余り知られていないアーティスト呼んでライブやるより、小さい規模の店のオーナーが「この人の音楽いいよ」って常連に声を掛けたら人がきちんと集まるようなちょっと外れにある箱をまわったほうが人も入るし、雰囲気もいいし、宣伝もしやすい、と。
すごい理にかなったマーケティングだなと、感心しました。
正直、トムのことをそんなに知らない田舎の店で集客できるのかな、とちょっと思ってたのですが、謎がとける。どんなにネットに情報があふれても、結局最後は信頼する人の一言。最近はそんな個人の一言もメディア化してそれに乗っかろうとしてる企業もたくさんあるのでしょうが、やっぱり生の声、人と人のつながりが一番大切ですね。
トムは日本では知名度はそんなにたかくないアーティストですが、音楽はすごくメローでレイドバックした感じでとてもいいです。彼の人柄がでてるのでしょう。今回のツアーのようなアプローチがしっくり来ます。

きのうの夜は、夜神戸ラジオで生放送出演。伊丹空港でみんなに合流したあと、神戸に行き、中華を食べ、その後収録まで時間があったので、六甲山に車で上って神戸の夜景を見ようということになり、(男4人で夜景、、)のぼったのですが、暗い上に道がうねってたので、トムとケイジさんが車酔いでダウン。車内がちょっといやなムードに。
(そういえば、自慢だけど僕は車酔いとか船酔いとか乗り物酔いをしたことがない。)
そのまま途中で夜景プランをやめてラジオ局に早めにいって、トムに横になって休んでもらってなんとか回復し、無事収録終了。一曲生放送でライブ演奏。やっぱりすごいいい。トムの優しい声とアコースティックギターとブルースハープ。

夜は大阪の能勢にあるCafe KIYUといおっきなログハウスに泊る。ここは今日のライブ会場。オーナーの井上さんはきのうの伊丹空港からずっとアテンドしてくれました。
1階は山小屋のようなカフェで2階に部屋があるので、そこでみんなで泊る。
朝起きてみると、きのう夜到着したときには見えなかったきれいな山の景色が、ログハウスのバルコニーから一望できる。その景色をみながら日記書いてみました。
ちょっと雨が降っているのでこのきれいな自然のなかで朝トレが外でできなかったのが残念でしたが、井上さんの作ってくれた朝飯とコーヒーは最高でした。
今夜のライブが楽しみです。