2011-12-13

New years card PAX2010



graphic for Pax Creation 2010 New year's card

昨日に引き続き過去の弊社の年賀状デザインです。2010年はこの図柄でした。黒い部分を透明ニスで緑の紙に印刷。パッと見ただの緑の紙だけど、光によって虎が浮き上がるような年賀状にしました。
きのうの夜は、嚴と一緒に川崎のやまじんへジンギスカンを食べに行ってきました。やまじんの山田社長はおなじ北海道出身ということもあり、嚴に紹介してもらってから、なにかとお世話になっております。前は銀座にもやまじんがあったので、よく行ってましたが、現在は残念ながら川崎本店のみの営業になってしまいました。常に超ウルトラポジティブ思考の山田さんと美味しいジンギスカンを食べながら、話す。笑う。そんな山田さんがこだわってる食材と食べ方を提供する店だけあって、北海道で食べていたジンギスカンよりも美味しいものが「やまじん」で食べれます。
僕も嚴も体は大きい方ですが、さらに山田さんはでかい。きのうもその大きな体格で、大きい声で、大きなアクションでいろいろとおもしろおかしく話してくれました。
まったく関係ないですが、僕の好きな小説家の一人、奥田英朗の小説のなかでも気にいっているサウスバウンド。その主人公の父親。それが僕の頭のなかでは山田さんになってました。小説を読みながら僕の頭の映像では、なぜかその主人公の父親の顔と体が山田さん。ちなみにこの小説、映画化されたそうですが、映画は見てません。いままで小説が映画化されて小説と同じかそれ以上に面白かったと感じたのは、「ガープの世界」と「スモーク」くらいです。個人的に。でも「スモーク」はよく考えたら作者であるポールオースターが脚本を映画のために新たに書き下ろしたので「小説を映画化」には当てはまらないかも。原作を超える映像化というのはすごい難しいですね。これまた話がそれますが、ポールオースターの小説を訳している柴田元幸氏さんは原作の持っている雰囲気をそのまま日本語で表現してます。すごいです。たまに本屋で著者をしらなくても柴田さんが訳してる本だからおもしろいだろう、とジャケ買いではなく、訳者買いすることもあるくらいです。